外反母趾
外反母趾とは、拇指が中足趾節関節で外側に曲がるもので、内側にバニオン(腫脹した滑液包)が生じ、疼痛や発赤をおこします。高度になると変形し第一中足骨骨頭部が出てきます。
発生要因としては、ハイヒールで先端の狭い靴を履く人に比較的多いことから要因としては、重要でしょう。
そして、先天性あるいは遺伝性の骨格的要素も関わってきます。
女性に多い疾患です。中学生辺りで外反母指の痛みがありましたら、すぐに治療をした方がいいでしょう。
診断
リュウマチや通風と似たような病態ですが、診断はすぐにつきます。
治療
だいたいの患者さんは、徒手整復療法の中の連筋法と連動法により痛みは消えます。
＊骨の変形は手技では治りませんが、固定具や矯正バンドでも変形は治りません。
＊痛みが出たらすぐに組織異常をとることが、先決です。
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